東レ、液晶ポリエステル繊維を開発、量産化へ
東レは26日、新たに液晶ポリエステル繊維(LCP)を開発したため、量産化体制を整え18年度から商品名「シベラス」として販売展開すると発表した。同社独自のポリマー技術と製糸技術を組み合わせて、高強度、高弾性率、高寸法安定性のマルチフィラメントを開発した。船舶用ロープや漁網などの水産資材や産業資材分野向けを中心に市場開拓する。2018年度5億円、3年後の21年度には10億円の売上をめざす。

戻る