経産省「JIS」制定、グラファイトシートなど21件
経済産業省は20日、日本工業規格(JIS)について、新たに21件の制定及び11件の改正を行ったと発表した。
制定したのは、スマートフォン等に用いられるグラファイトシートの放熱性に関する規格。放熱性グラファイトシートは、スマートフォンやタブレット端末といった小型の電子機器の放熱材料として用いられているが、熱拡散率を簡便に求める方法がなかった。
今回、「JIS R 7240」(放熱用グラファイトシートの熱拡散率の求め方)を制定した。これにより、放熱性グラファイトシートの熱特性の簡便な性能評価が可能となりった。今後高性能品の開発促進や国内への粗悪品の流入防止が期待できる。

また、通信機器のアクセシビリティに関するJIS改正を行った。スマートフォンのようまタッチパネルの普及を踏まえて、高齢者や障害者にもこれらの機器が容易に使用できるようにした。


関連ファイル:11月20日告示・JISリスト
http://www.meti.go.jp/press/2018/11/20181120004/20181120004-1.pdf

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