2003年02月14日
新日本石油、液晶フィルムで中国・蘇州に進出
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:新日本石油、新日本石油化学

 新日本石油は14日、LCフィルム(LCD用光学機能性フィルム)事業拡大のため、中国・蘇州市に100%出資の現地法人を設立し、2004年夏完成をめどに生産ラインを建設、運転を開始すると発表した。
 
 LCフィルム事業は、2001年11月に販売部門をそれまでの日石化学(現・新日本石油化学)から同社新商品事業部に移管、02年4月には製造部門も100%子会社の新日石液晶フィルムに移して販売拡大を図ってきた。この結果、生産拠点である新日石液晶フィルム辰濃工場(長野県)の年産120万平方メートル設備は、04年度にはフル操業する見通しとなった。
 
 蘇州・上海地区には同社のフィルム販売先である偏光板メーカーや、主要LCDメーカーが多数進出しているため、それら各社への即納体制を構築する。同社のLCフィルム事業売上高は02年度約5億5,000万円だったが、新工場稼動後の05年度には20億円に達する見通し。
 
 新会社は3月に設立。社名は「新日石液晶(蘇州)有限公司」で、本社を蘇州市蘇州新区に設置。資本金2,500万ドルで新日石の100%。着工は5月の予定。 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/03214000.tif