| 2005年10月07日 |
| テキサスのフォモサプラスチックで爆発事故(速報) |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
現地時間の6日午後3時05分、テキサス州ポイント・コンフォートにあるフォモサ・プラスチックの工場で爆発事故があり、11人が負傷した。うち1人は火傷で重症。爆発は第二オレフィン系列のプラントで発生した。同社では爆発場所は「プラスチック原料をつくるプラント」としているだけで、どのプラントかは不明。3時間後に鎮火したが、爆発の原因は不明。当該プラントは無期限に停止され、2つのハリケーンの影響と合わせ、石化製品の需給に影響を与えると見られている。. フォモサ・プラスチックは台湾の台湾プラスチックの子会社。テキサス工場は1983年建設の主力工場で、エチレン、クロルアルカリ、EDC、VCM、PVC、HDPE、LLDPE、PPを生産している。当初はVCMとPVCだけであったが、1994年に15億ドルをかけた大増設を行ってオレフィン、LLDPE、 HDPE、クロルアルカリ、EDC、PP、co-generation 工場を建設、 1997年の10億ドルの増設で第二オレフィン、HDPE、PP工場 を建設した。この第二オレフィンの系列で今回の事故が発生した。工場全体で1600人のフルタイムの従業員と400人の契約社員を抱えている。 同社のホームページによると2002年時点の能力は以下の通り。 クロルアルカリ 811千トン EDC 970 VCM 382 PVC 575 エチレン 1,550 HDPE 675 LLDPE 265 PP 680 フォモサ・プラスチックは他にデラウエア工場(PVC:1981年スタウファーから購入)、ルイジアナ工場(クロルアルカリ、EDC、VCM、PVC:1990年建設)、イリノイ工場(PVC:2002年ボーデンから購入)を有している。 フォモサ・プラスチックでは事故が続出している。このため各官庁では係員を同地に派遣し、調査を開始した。 1998年12月にはポイント・コンフォートのEDCプラントで爆発があり、26人が負傷した。2004年4月にはイリノイ工場でVCMの漏洩による爆発があり、4人が死亡、6人が負傷した。また本年4月にはVCM等の漏洩による環境基準違反で15万ドルの罰金を払っている。 なお、本年3月にはテキサスシティのBPの製油所が爆発し、15人が死亡、170人が負傷している。 |