| 2008年02月01日 |
| SABIC と Sinopec、天津でエチレン誘導品JV |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
SABICは1月31日、Sinopecとの間で、50:50のJVを設立して天津にエチレン誘導品コンプレックスを建設する覚書(Heads of Agreement)を締結したと発表した。 同日、北京で両社の会長により調印された。 50:50JVは天津に年産60万トンのPEと40万トンのエチレングリコールのコンプレックスを建設する。原料のエチレンはSinopecの子会社の天津石油化学から供給を受ける。総投資額は17億ドルで、2009年9月に完成の予定。 天津石油化学は現在100万トンのエチレンプラントを天津市の大港地区で建設しているが、当初はSinopecや天津市とダウとのJV構想で、ダウの撤退後はサウジアラムコが提携候補に上がっていた。その後、Sinopecが単独で承認を得て建設している。 本計画はSABICにとって中国での最初のプロジェクトとなる。 福建省泉州市ではサウジアラムコがSinopec やExxonMobil と組んで、石油精製と石油化学(エチレン80万トン)のコンプレックスを建設中である。 |