2010年06月11日
宇田川・新ソーダ工業会会長「政府の地球温暖化対策では産業の国際競争力維持を」と強調
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本ソーダ工業会
宇田川憲一会長

日本ソーダ工業会は11日定時総会を開き、新会長に宇田川憲一・東ソー社長、副会長に加藤勝久・旭硝子専務執行役員、佐藤存・ダイソー社長をそれぞれ選出した。任期は2年。

宇田川会長は総会後に記者会見し、「重点課題として、地球温暖化対策、安全対策、海外活動、広報活動の4つに取り組みたい」と語った。とくに地球温暖化対策では、「ソーダ工業は国際的に事業展開しており、国際競争力を第一に考えた取り組みが政府に求められる」と強調した。

また、か性ソーダの需要については「2007年水準に戻ってきており、製品の裾野の広さから見て、日本経済全体が盛り上がってきつつあると言える」と語った。