2012年02月06日

住友化学、シンガポールにS-SBR 年産4万トンプラント起工

【カテゴリー】：経営（海外） 【関連企業・団体】：住友化学

住友化学は6日、シンガポールで溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)年産4万トンプラントの起工式と祝賀レセプションを開催した。 起工式にはシンガポール経済開発庁(EDB) ユージン･リョン副ディレクターやジュロンタウン公社(JTC) ヒア･スーン･ポーディレクターら、またレセプションにはリム･フン･キアン通産大臣やレオ･イップ EDB長官らが出席して、晴れの起工を祝った。 S-SBRは、高性能省燃費タイヤ用の原料として需要が急速に拡大しており、同社は2010年11月、アジア市場での地理的優位性を活かし、原料ブタジエンの確保が容易なシンガポールにプラントの建設を決めた。 建設所要資金は約100億円。グループ会社の住友化学アジア社が建設する。完成は2013年6月、商業運転開始は2013年第4四半期の予定。また、将来さらに需要の増加が見込まれるため、第2期計画の検討も進める。 【S－SBR製造プラントの概要】 ・立地場所 ： シンガポール ジュロン島内 メルバウ地区 ・生産能力 ： 年産4万トン ・生産品目 ： 高性能省燃費タイヤ用スチレンブタジエンゴム ・製 法 ： 溶液重合法 ・稼動予定 ： 2013年第4四半期 商業運転開始 ＜住友化学アジアの概要＞ ・ 社 名 ： Sumitomo Chemical Asia PTE LTD ・ 設 立 ： 1990年7月 ・ 資本金 ： 120百万USドル ・ 出資比率 ： 住友化学100% ・ 社 長 ： 石川 浩通 ・ 事業内容 ： 石油化学製品の製造および販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1328508515.pdf