2016年06月24日
東大とアステラス、コレラワクチン共同研究
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:アステラス製薬、東京大学

東京大学医科学研究所(東京都港区、村上義則所長)とアステラス製薬は24日、コレラ、毒性原性大腸菌を対象にした経口コメ型ワクチン「MucoRice-CTB」(ムコライス)に関する共同研究契約を締結したと発表した。

発展途上国ではコレラや毒性原性大腸菌などの起炎菌による疾患が乳幼児の大きな死亡原因の一つになっている。今回共同研究するムコライスは室温で安定であり、簡便に製造できるなどの特長を有し既存のコレラワクチンのアンメットニーズを充足することが期待されている。