2016年07月22日
理研、糖鎖の高感度検出に成功
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:理化学研究所

理化学研究所は22日、グローバル研究クラスタ疾患糖鎖研究チームの木塚康彦研究員、谷口直之チームリーダーらの国際共同研究チームが糖鎖の高感度検出に成功したと発表した。

糖鎖とは、糖(単糖)が鎖状もしくは分岐状につながってタンパク質などに結合したもののことをいうが、体の中でさまざまな役割りを果たしており、その構造や量の変化が、がん、糖尿病、アルツハイマー病などの疾患の原因の一つになることが分かっている。

国際共同研究チームは今回、代謝ラベル法という近年発達してきた糖鎖検出法を利用し、フコース糖鎖を高感度に検出できる「7-アルキニルフコース」と呼ばれる新しい化合物を開発した。今後、がんなどの疾患の新しいバイオマーカーの開発やがんのライブイメージングなどへの応用が期待できる。

同研究成果は米国科学誌「Cell Chemical Biology」オンライン版(7月21日付)に掲載。