2016年08月19日
7月のPS国内出荷、2カ月ぶりプラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は19日、7月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産・出荷実績を発表した。
PSの生産は6万1270トン、前年同月比7%減で3カ月ぶりの前年割れとなった。春のプラント定修が終え、生産は今後増えるとみられる。

国内出荷は5万6818トン、同4%増で2カ月ぶりのプラスとなった。用途別にみると、主力の包装用が3月以来4カ月ぶりにプラスに転じたほか、フォームスチレン(FS)用、電機・工業用が2カ月ぶり、雑貨・繊維用が3カ月ぶりのプラスとなるなど、4用途揃って前年を上回った。輸出も2カ月ぶりのプラスで、この結果、出荷計は6万100トンで同5%増となった。

一方、SMの生産は16万2011トン、同17%減と前月に続いて減少した。出荷も8%のマイナス。旭化成の1系列(年産32万トン)のプラント停止が生産・出荷に影響した。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1471591784.pdf