2016年08月25日
東レ、生体センサ―で「安全見守り」事業開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東レ

東レは25日、ウエア型の生体センサーを利用した「hitoe 作業者みまもりサービス」の提供を開始したと発表した。
企業・団体が従業員の体調管理、安全確保を効率的に行えるよう、同社とNTTが共同開発したサービス。生体情報の連続計測を可能とする機能素材(hitoe)と、NTTコミュニケーションズが提供するクラウドシステムを組み合わせた、IoTを活用した安全管理システム。事業初年度の2016年度には売上高4000万円、2018年度には2億円を目指す。

同サービスは、作業者の心拍数や加速度等を計測することで、心拍数や熱への暴露度合い、作業強度(心拍数上昇による身体への負荷)、心理的安定度など7項目のチェックを行い、現場作業員の体調管理と安全確保に役立てるシステム。