2016年08月26日
荻野和子・東北大名誉教授にDCCE賞
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荻野和子東北大学名誉教授が化学教育で国際的な貢献をしてきた人に贈られるDCCE賞を受賞した。同賞は、化学教育に携わる人に2年に1度贈られる賞で、これまでピーター・アトキンス教授(オックスフォード大学)らが受賞している。

荻野名誉教授は、理学博士。1968年米国イリノイ大学博士研究員、1973年東北大学医療技術短期大学部教授などを経て、現在同大学名誉教授。主な研究分野にグリーン・サスティナブルケミストリー、マイクロ/スモールスケールケミストリーなど。

長く理科教育に携わり、とくにグリーンケミストリーの実験の開発・普及について国際的な活動に取り組み、化学教育の発展に貢献してきたことが評価された。1998年日本化学会化学教育賞、2008年第7回GSC賞(グリ-ン・サスティナブル)文部科学大臣賞、2011年FACS賞(アジア化学会連合賞)などを受賞。