2016年10月07日
JFEエンジ、八戸に大型バイオマス発電設備受注
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区、狩野久宣社長)は7日、フィンランドの紙・パルプメーカー、バルメット(Valmet)社と業務提携して初めてとなる、同社の循環流動層(CFB)ボイラを採用したバイオマス発電プラントを受注したと発表した。

王子グループのエム・ビー・エム王子エコエネルギー(MOE)、が三菱製紙八戸工場(青森県)に建設するバイオマスプラントのEPC(設計・調達・建設)を受注した。発電規模は約75MW、事業開始は2019年央の見込み。
燃料として木材チップ、PKS(ヤシ殻)等のバイオマスおよび石炭を使用し、年間約5.3億Kwhの電力(約15万世帯分)の電力を供給する。
バルメリット社のCFBボイラ技術で、75MW級のバイオマス発電プラントとして最高水準の発電効率を達成できることが、採用の決め手になった。