2016年11月01日
9月石油統計、燃料油販売 12カ月連続の前年比減
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁が31日発表した9月の石油統計速報は、原油輸入量が1,544万Klで前年同月比99.2%と3カ月連続の前年比減となった。
 
原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  491万kl(前年同月比91.6%)
(2)アラブ首長国連邦 398万kl(同101.4%)
(3)カタール      152万kl(同108.5%)
(4)イラン       149万kl(同179.8%)
(5)クウェート    109万kl(同133.7%)だった。

同月の中東依存度は87.1%で前年同月に比べて3.4ポイント増と11カ月連続して前年を上回った。

燃料油の生産は1,459万kl、前年同月比101.8%と前年を上回った。
国内販売は1,343万klで前年同月比95.1%と12カ月連続の前年比減となった。油種別に見ると、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油およびA重油は下回った。

<9月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比%
・月初在庫 1,662,045
・生産   1,654,702(104.8)
・輸入   1,723,806(68.2)
・販売   3,403,663(83.6)
・輸出      ー(ー)
・月末在庫 1,667,935(99.0)