2016年11月14日

ロシュ「アクテムラ」、ステロイド療法に優越性

【カテゴリー】：海外 【関連企業・団体】：ロシュ

中外製薬によると、ロシュは12日、巨細胞性動脈炎（GCA）患者に抗リウマチ薬「Actemra」を評価した第3相臨床試験で良好な成績が得られたと発表した。試験では主要評価項目および副次的評価項目をともに達成した。 これらの成績から、ステロイド単独投与群と比較して、Actemra/RoActemra投与群で統計学的に有意な持続的寛解が得られた。ステロイドの累積投与量を減少させたことを示した。 試験は14カ国、76施設で251人の患者を対象に実施した。 同成績は米国リウマチ学会（ACR/ARHP）年次総会で11月13日（現地時間）に口述発表された。 2016年末には同試験結果を各国の規制当局に提出する予定という。