2016年11月14日
エーザイ、医薬品アクセス貢献度調査で世界11位
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは14日、医薬品アクセスの改善を目指す国際的な非営利団体である医薬品アクセス財団が実施した「2016年医薬品アクセス貢献度調査」(ATMインデックス)で、同社が世界のグローバル大手医薬品企業20社の中で、11位にランキングされたと発表した。

同財団は、2008年以来、2年ごとに評価レポートを発行し、ランキングを発表してきた。今回のATMインデックスでエーザイは、医薬品アクセスを推進する「マネジメント体制」、「コンプライアンス」、「新薬開発」および「医薬品の寄付や慈善活動」の4つのカテゴリーで、調査対象のグローバル大手製薬企業20社の平均を上回る評価を得た。
世界保健機関(WHO)と協力し、リンパ系フィラリア症治療薬「ジエチルカルバマジン(DEC)」22億錠を2013年から7年間にわたって蔓延国に無償提供する取り組みが評価された。パートナーシップを活用し、顧みられない熱帯病(NTDs)やマラリア、結核に対する新薬の研究開発を加速する戦略、世界中の社員が就業時間の1%を用いて結核患者と共に過ごしたことなども評価された。