2017年01月18日
畑中製薬協会長「新薬の適切な評価求める」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本製薬工業協会

日本製薬工業協会の畑中好彦・新会長(アステラス製薬社長)は17日の定例記者会見で、2年に一度の薬価改定が毎年改定に移行する見通しになったことについて「薬価制度の抜本改革に向け、製薬協は前向きかつ具体的な指針を議論し、積極的に提言もしていきたい」と語った。その際、ポイントとして「研究開発投資が嵩んできている」ことをあげ「新薬を適切に評価できる仕組みを求めていきたい」と強調した。
また、英国のEU(欧州連合)離脱に関連して、「医薬品に対する審査制度が変更になるのかどうかを注視している。EUの審査当局がどう対応するのかが焦点になるだろう」と語った。