2017年01月19日
東北大など4大学、アンチ・ドーピング研究で共同体
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:東京大学、東北大学

東北大学は18日、東京大学、筑波大学、日本医科大学の4大学でアンチドーピング研究のためのコンソーシアムを結成しさまざまな分野で相互連携することで合意したと発表した。結成記念式典には鈴木大地スポーツ庁長官ら各界代表が参列する中、里見進東北大学総長ら4大学の学長が共同声明文を発表した。

スポーツ界のドーピングの絶滅に向けては、教育・啓発・研究開発及び国際連携活動など、さまざまな取り組みが世界的に進められている。だが近年はドーピングの巧妙化が進んでおり、最先端の医学研究の成果や微量分析等の技術を活用した効果的、効率的なドーピング検出手法、アスリートへの精神的・身体的負荷が少ないドーピング検査法の開発が求められている。

新発足したコンソーシアムは今後、他の大学・研究機関とも協力しながら、世界の範となるアンチ・ドーピング研究体制の構築をめざす。