2017年01月23日
東燃ゼネ、和歌山工場 潤滑油装置に火災発生
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:東燃ゼネラル石油

22日午後3時40分ごろ、東燃ゼネラル石油和歌山工場(和歌山県有田市)潤滑油製造装置付近で火災事故が発生し付近の住民が避難する騒ぎがあった。けが人などの人的被害はなかったもよう。火勢は23日朝には収束に向かったようで、22日17時過ぎに有田市から出された地元(初島)住民への避難指示は23日朝解除された。
同工場では、わずか4日前の18日、クリーニング作業中のタンクで火災事故が発生したばかりだった。


同社ホームページによると、「本日(22日)15時40分ごろ当社和歌山工場潤滑油製造装置付近で火災が発生しました。この火災によるけが人はいません。詳細な情報は確認でき次第お知らせします」(第一報 22日)

「火災は、和歌山工場敷地内の潤滑油製造装置群で発生しましたが、22時30分現在、当該装置群のうちプロパン脱蝋装置および第2潤滑油抽出水添精製装置付近で火炎があがっていることを確認しています。弊社は当該装置群の原材料流出入を遮断するとともに、周辺装置への放水冷却を行うことで延焼を防ぐなど、被害の拡大を阻止すべく、関係当局と協力しながら消火活動に全力を挙げています。工場の当該装置群以外の稼働は最小限にとどめており、明日(23日)午前中の出荷は見合わせる予定です」「先週18日の同工場におけるクリーニング作業中のタンク火災に引き続き、本日の事故が発生したことについて、改めてお詫びいたします」(第二報 22日)

「火災の規模は縮小しつつあり、昨日有田市より初島地区に出されていた避難指示は今朝4時10分に解除されました。引き続き関係当局と連携の下、安全を最優先して消火活動を継続しています。本日午前の出荷は見合わせていますが、弊社他工場との調整等を含め、顧客に迷惑をかけないよう対処していきます」(第三報 午前10時)