2017年01月25日
エーザイ「レンビマ」肝細胞がん第3相評価確認
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは25日、自社創製の抗がん剤「レンビマ」(一般名:レンバチニブメシル酸塩)について、全身化学療法歴のない切除不能な肝細胞がん臨床第3相試験で、主要評価項目を達成したと発表した。
同社は、この試験結果に基づき、日本、米国、欧州、中国を含むアジアの各当局と申請に向けた協議を行う。また、同結果の詳細は、今後学会等で発表する予定だ。
肝がんは、がん関連死亡原因の第2位と高く、世界で年間約70万人以上が死亡している。とくに、中国をはじめアジア、アフリカ地域で発生頻度が高い。治療薬も限られており、外科手術も予後が悪くアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患となっている。