2017年02月20日
アジレント、MSD社の非小細胞肺がん体外診断薬発売
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー

アジレント・テクノロジー(本社:東京都八王子市、合田豊治社長)は20日、MSD社の抗PD-1抗体「キイトルーダ」(一般名:ペムブロリズマブ)の治療対象となる、切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん患者の体外診断薬としてPD-L1 IHC22C3 pharmdx「ダコ」の販売を開始すると発表した。この診断薬を使用することで、非小細胞肺がん患者のPD-L1発現を検査することが可能になる。免疫細胞と腫瘍細胞との相互作用を阻害することで、腫瘍細胞を排除する身体の免疫システムの能力を増大し、抗腫瘍効果を示す。