2017年03月01日

三菱化学、エポキシ樹脂・硬化剤 価格修正

【カテゴリー】：市況 【関連企業・団体】：なし

三菱化学は1日、エポキシ樹脂及びエポキシ硬化剤の価格修正を発表した。原料価格の高騰に対応するもので3月6日出荷分から実施する。 ＜対象品目と値上げ幅＞ ・エポキシ樹脂（BPA型・BPF型）　45円/kg ・エポキシ樹脂（他・特殊型）　　13～52円/kg ・ヨーロッパ△硬化剤　　　28～46円/kg 昨年から騰勢を続ける国産ナフサ基準価格は2017年1～3月期には42,000円/klを超えると見込まれている。用役、副原料等の諸経費上昇も避けられない情勢。エポキシ樹脂の原料ビスフェノールAもベンゼン価格の急騰などにより高騰している。こうした原料価格の上昇に伴う大幅なコストアップは、自助努力で吸収できる範囲を超えているところから価格修正に踏み切る。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1488335533.pdf