2017年03月07日
NEDO「ロシア廃棄物処理システム調査」公募
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6日、ロシアで「廃棄物処理システム」の実証を行う企業・団体の公募を開始した。
ロシアでは廃棄物の埋め立て処理に伴う環境負荷の低減が社会的課題となっており関係法の整備も進んでいる。
NEDOは2016年9月、ロシア政府技術発展庁(ATD)との間で、情報交換に関する協定覚書を締結し、日本の技術を活用しつつロシアのこの課題を解決するための取り組みについて議論してきた。

今回の調査は、ロシアで廃棄物処理システムを普及させていくためには技術的、経済的、社会的観点からの調査が重要として、(1)法令整備や処理事業の実態など周辺状況の調査(2)導入すべき処理システム技術の経済性を含めた比較(3)廃棄物処理計画とロシア側の設備運用計画(4)普及のためのアクションプラン策定-などを実施する。

事業期間は2017年度。
公募締め切りは4月4日。

公募説明会は、3月14日11時から川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワー16階NEDO会議室。
説明会申し込み締め切りは3月13日正午。
問い合わせ先は、NEDO国際部(TEL:044-520-5100)