2017年03月07日
BASF、インドにイノベーション・キャンパス
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFは6日、インド・ムンバイに新たな研究開発拠点である「イノベーション・キャンパス・パシフィック」が始動したと発表した。約5000万ユーロを投じて完成した。上海に続く2つ目のイノベーション・キャンパスで、運営はBASF100子会社のBASF Chemicals India社があたる。
広さ約20,000平方メートルの新キャンパスには科学研究施設、技術研究施設、最新のオフィス、大規模ホール、食堂、社員向け施設などが整備された。エネルギー効率に優れたLED照明や雨水貯蔵施設のほか、太陽光電池パネル施設や再生可能エネルギーを生産する風車を設置した。
BASFの既存の研究開発活動を拡大し、広範な特殊化学品に関する世界と地域の研究開発を網羅する。
最大300人の科学者が世界中から集まり、プロセス開発、有機合成、作物保護などを含む幅広い領域を対象に研究活動にあたることになる。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1488783164.pdf