2017年03月08日
旭硝子、3Dプリンタ用1600℃超鋳型材料 開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子は8日、グループ会社のAGCセラミックス(本社:東京、島尾明伸社長)が3Dプリンタ造形用鋳型材料を開発し、4月から「Brightorb(ブライトーブ)」(商品名)として発売すると発表した。
これまで3Dプリンタでは実現困難だった1600℃を超える高温の溶融金属を鋳造しても高い寸法精度と造形強度を保つ性能を有する。鋳型専業メーカーの小松鋳型製作所(本社:石川県、井家洋社長)と共同開発した。ステンレス鋼・鋳鋼などの高温溶融金属を精密に鋳造できる鋳型材料として販売展開する。鋳型製造に3Dプリンタを用いることで大幅な工期短縮と製造コスト削減を実現する。
4月5日~7日、東京ビッグサイトで開催される「高機能セラミックス展」に出展する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1488940327.pdf