2017年03月09日
アジレント、高速液クロ四重極分析計 新製品発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー

アジレント・テクノロジー(本社:東京都八王子市、合田豊治社長)は9日、液体クロマトグラフの研究用途向け「トリプル四重極LC/MSシステム」(写真)と、バイオ医薬品研究に最適化した質量分析装置「LC/Q-TOF」の受注を同日から開始したと発表した。
LC/MSシステムは、ペプチド定量、食の安全、環境分析、臨床研究、法医学などのアプリケーション向けに感度と精度を改善したもので、複雑なマトリックスのサンプルでも、目的化合物をより正確に分析できるようにした。価格は6200万円。
一方、「LC/Q-TOFシステム」は、バイオ医薬品の分析ワークフローに最適化したシステムで、高速液体クロマトグラフ、四重極飛行時間型質量分析計、データ解析ソフトウェアで構成している。研究用途に適しており、新医薬品の基礎となる生体分子の評価に携わる研究者に最適なシステムとなっている。価格は6000万円。