2017年03月13日

中外製薬、がん組織識別剤ライセンス取得

【カテゴリー】：ファインケミカル 【関連企業・団体】：中外製薬

アミノ酸の一種、アミノブリン（ALA）に特化した医薬品を開発中のSBIファーマ（本社：東京都港区、北尾吉孝社長）は13日、同社が製造販売承認を申請中の光線力学診断用剤「アラグリオ」の日本国内独占的販売権を中外製薬にライセンスする契約を締結したと発表した。 膀胱がんの切除手術などを行う際には、がん組織と正常組織を識別し、腫瘍のみを切除することが求められる。「アラグリオ」は手術開始3時間前に経口投与することで、がんの部位に赤色蛍光を発し、がん組織を容易に識別することができる。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1489388158.pdf