2017年03月21日
東工大など、コバルト酸塩合成に世界初成功
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:東京工業大学

神奈川科学技術アカデミーの酒井雄樹研究員、東京工業大学の東正樹教授、九州大学の北条元助教らの研究グループは21日、ペロブスカイト型酸化物コバルト酸塩の合成に世界で初めて成功し、鉛とコバルトの両方が電荷秩序を持つという、他に例のない電荷分布が実現していることを発見したと発表した。

同研究成果は米国化学誌「Journal of the American ChemicalSociety」3月15日付オンライン版に掲載された。