2017年03月23日
2月の可塑剤好調、生産・出荷ともプラス続く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会が発表した2月の需給実績によると、フタル酸系の主力製品であるDOP、DINPが堅調で生産、出荷とも昨年末ごろから前年比プラスを継続中だ。「塩ビ樹脂と一体で伸びている感じ」と業界では、長い低迷の後だけにホッとした表情を見せている。

【2月の可塑剤需給実績】(単位:トン)カッコ内は前年同月比%

<生産>
■フタル酸系
◇合計    18,803 (112.7)
・DOP    11,176(105.9)
・DBP       21(28.4)
・DIDP      0(ー)
・DINP    6,692(140.8)
・その他    914(70.4)
■アジピン酸系
◇生産計   1,445(96.5)

<出荷(国内)>
■フタル酸系
◇合計    18,888 (109.1)
・DOP     10,239(101.4)
・DBP        81(90.0)
・DIDP      237(90.5)
・DINP     7,680(123.5)
・その他     651(100.6)
■アジピン酸系
◇出荷計   1,461 (101.5)