2017年03月24日
大日印、解体容易なアルコール飲料用 紙容器 発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

大日本印刷は24日、従来よりも容易に解体でき、資源リサイクルに適したアルコール飲料向け紙容器を4月に発売すると発表した。
アルコール飲料向け紙容器は、内容物を保護するため多層バリアフィルムを紙に強く貼り付ける。このためリサイクルや廃棄処分する際、解体に手間がかかっていた。同社は今回、容器の天部に特殊な開封加工を施すことで容器の解体が容易にできるようにした。「DNP易解体液体紙容器」として上市する。従来品と比べて密封性やシール強度は変わらず、既設の充填機などの生産ライン出対応できるため、新規の設備投資は必要ない。
4月から清酒、焼酎などの酒類業界向けに販売壊死因子する。2018年度に5億円の売上を目指す。