2017年04月06日
三菱商事、バイオマス発電事業に参画
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱商事

三菱商事はこのほど100%子会社の三菱商事パワー(本社:東京都千代田区、石川剛社長)が関西電力と共同で兵庫県相生市に「相生バイオエナジー」を設立、バイオマス発電事業を推進していくことで合意したと発表した。
新会社は資本金4.5億円。出資比率は関西電力60%、三菱商事40%。社長には高西一光関電火力事業本部副事業本部長が就いた。
関電が所有する相生発電所2号機(出力37.5Kw)で使用する燃料を現在の重油・原油から木質バイオマスに変更し、生物由来のバイオマス発電所として運営していくもので、CO2排出抑制につながる。
三菱商事パワーは、国内で持分容量約7.3万Kwの太陽光発電事業を運営中のほか、風力・地熱事業でも開発、建設を進めているがバイオマス発電事業への参画は初めて。