2017年04月10日
探査船「ちきゅう」渥美沖でメタンハイドレート試掘へ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁は10日、渥美半島から志摩半島の沖合(第二渥美海丘)でメタンハイドレートを分解し天然ガスとして取り出す、第2回海洋産出試験実施のため、地球深部探査船「ちきゅう」が7日現地海域に入ったと発表した。
2013年3月に行った第1回試験(6日間)よりも長い期間連続して天然ガスを取り出すこと、前回1本だったガス生産用坑井を2本の異なる出砂対策を施した坑井に増やしガス生産を試みるなどが目標。
平成30年代後半には民間企業主導の商業化に向けたプロジェクトが開始できるよう、長期・安定的な生産、コスト、や環境への影響等に関する研究開発を進める。