2017年05月10日
大陽日酸、3Dプリンター市場参入、米社と資本・業務提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:大陽日酸

大陽日酸(本社:東京都品川区、市原裕史郎社長)は9日、3Dプリンター市場に参入すると発表した。米国ニューメキシコ州の3DプリンターメーカーであるOptomec社に出資し、同社製品のグローバル市場における販売権を獲得したと発表した。
Optomec社は、1997年に設立された米国の3Dプリンターメーカーで、Laser Metal Deposition方式である「Laser Engineerd Net Shaping systms」(製品名)を開発し上市しており、3Dメタルプリンターの市場で急激に業績を伸ばしている。
大陽日酸は、今回のOptomec社製品の販売権取得により、グローバル市場における大陽日酸グループ販売網を通じて、同社製品を航空機産業、自動車産業並びに機械製造業向けの市場を中心に販売するとともに、同分野向けの産業ガス事業とのシナジー効果の創出を目指す。