2017年05月17日

旭化成、安全・快適なコンセプトカー「AKXY」展示へ

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：旭化成

旭化成は17日、京大発ベンチャーのGLM（本社：京都市、小間裕康社長）と共同開発した、次世代EV（電気自動車）コンセプトカー「AKXY」（アクシー）が完成したと発表した。5月24～26日パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2017」で一般公開する。 スポーツカーとSUVを融合したクロスオーバー車で、実走行が可能な設計となっている。素材には旭化成製品をふんだんに使用した。例えばヘッドランプに「ザイロン」（変性PPE）、タイヤには「タフデン」（S-SBR）、タイヤコードに「レオナ」（ナイロン66繊維）、ボディ用塗料に「デュラネート」（ポリイソシアネート）、テール・ランプに「デルペット」（アクリル樹脂）、またドアハンドルに「テナック」（ポリアセタール樹脂）、バッテリーに「ハイポア」（LiB用セパレータ）など合わせて27カ所に旭化成の製品、技術を採用し、開発テーマである「安全・快適・環境への貢献」を実現した。 コンセプトカーの名称「AKXY」は「Asahi Kasei×You（お客さま）」の頭文字からとった。 サイズ　：全長4,685ミリ、全副1,813ミリ、全高1,5662ミリ。 モーター出力　：225Kw 乗員　：3名 「AKXY」は横浜のあと、同展名古屋会場（6月28～30日）でも展示する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1494995585.pdf