2017年05月18日
積水化学、インフラ老朽化対策製品群、発売へ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学工業は18日、インフラ老朽化対策に向けた新材料を開発したため「インフラガード」シリーズとして6月から順次販売を開始すると発表した。
このところ高度経済成長期に整備された社会インフラの老朽化が各方面で指摘されている。地震、豪雨などによる災害や事故も増えてきた。「インフラガード」は、コンクリート構造物、鋼構造物の予防保全、補修、補強それぞれの用途に対応でき、鉄道、道路などのインフラ施設の長寿命化を可能にするプラスチック材製品群。基本となる技術として(1)耐食性にすぐれた炭素材料の複合(2)独自配合のエポキシ樹脂(3)新しい施工方法・施工基材、の3つをあげこれらを単独または組み合わせて製品化する。
まず今年中に3製品を発売、その後も製品・技術を拡充し2022年度には売上高30億円を目指す。