2017年06月15日
ハネウェルの次世代冷媒 英テスコ1200店舗で採用
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:ハネウェル
冷媒「ソルスティス N40」

ハネウェルジャパンは15日、同社の次世代冷媒「Solstice(ソルスティス)N40」が世界の流通大手Tesco(本社:英国ハートフォードシャー州)が英国内に有する1200を超える店舗に採用され、同社のCO2排出量削減への取り組みに寄与することになったと発表した。

テスコ社は2015年のパリ協定を支持し、同社自身、2006/07年基準から26.5%のCO2を削減する目標を定め現在実施中。英国内に展開するスーパーマーケット1,200店舗の全ての冷媒を今後3年間でGWP(地球温暖化係数)の低い「ソルティスN40」に移行することで冷媒由来のCO2排出量を最大40%削減することが可能となる。これは自動車7万台のCO2排出量に相当する。

日本ではフロン排出抑制法により食品ショーケースなどの業務用冷凍冷蔵機器について、機器製造者/輸入業者の加重平均出25年までにGWPを1500以下とする目標が定められており、食品流通大手の店舗で実証試験を実施中だ。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1497486630.pdf