2017年06月26日
カネカ、再生医療向け「細胞培養加工施設」商品化
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは26日、再生・細胞医療の普及に向けた施設として独自の容器密閉型自動細胞培養装置と、空調工事大手ダイダン(本社:大阪市西区、北野晶平社長)の局所クリーン化技術にを組み合わせ、小規模・低コストの細胞培養加工施設を開発したと発表した。

厚生労働省が定める「細胞培養加工施設の構造設備基準」をクリアしており、通常の培養加工施設と比べて施設導入コストが約90%削減できる。地域中核病院やクリニックなど中規模医療機関での再生細胞医療普及に貢献できるとしている。