2017年07月03日 |
富士フィルム子会社、名古屋市大から培養表皮 受託 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フィルム子会社のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC、本社:愛知県蒲郡市、比留間愛一郎社長)は3日、名古屋市立大学病院から白斑や難治性皮膚潰瘍などに対する培養表皮移植(再生医療)の臨床研究に用いる培養表皮の製造を受託すると発表した。臨床研究は再生医療等安全性確保法のもとで今年7月から実施される。大学病院が行う培養表皮移植は日本初。 J-TECは1999年の設立。資本金49億5000万円。培養技術を利用し組織再生による根本治療法の確立を目指す。 同社は名市大病院で採取された患者の組織(切手大の皮膚)を受け取ったあと、同組織の細胞を約4週間かけてシート状に培養し、同大病院へ届ける仕組みとなっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1499046010.pdf |