2017年07月06日
富士フィルム、除菌効果長持ちの手拭き、スプレー開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム
Hydro Ag+ アルコールスプレー アルコール濃度60%

富士フィルムは、独自の抗菌技術「Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)」により、除菌効果が長く持続する環境清拭(せいしき)材「Hydro Ag+ アルコールスプレー アルコール濃度60%」と「同クロス アルコール濃度60%」の2製品を開発、7月10日から新たに全国調剤薬局で販売開始する。

アルコールを含浸させた「手拭き」は食中毒や感染症対策などとして一般家庭にも多いが、使用後はアルコールが短時間で蒸発してしまうため除菌された状態は時間が限られていた。同社の「Hydro Ag+」系2製品はアルコール溶液中に銀系抗菌剤と、室温で硬化する超親水ポリマーが安定的に分散されている。このため対象物の表面に銀系抗菌剤を含む超親水コーティング層が形成され、アルコールが蒸発した後も長期にわたり微生物の繁殖を抑えることができる。

内容量は「スプレー」が480ml、「クロス」は140mm×180mm 100枚入り。
7月10日から全国調剤薬局で販売開始する。価格はオープン。