2017年07月10日 |
農工大など、非鉛ペロブスカイト太陽電池作製成功 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
東京農工大学大学院の嘉治寿彦准教授、近畿大学理工学部の田中仙君講師らの研究グループは10日、次世代太陽電池として注目されているペロブスカイト太陽電池の分野で、ヨウ化鉛とは反応しないグアニジンヨウ化水素酸塩がヨウ化スズとは反応することを発見したと発表した。 熱的に安定なグアニジンヨウ化水素酸塩を用いることで熱分解の問題なしに真空蒸着できた。 将来的に、人体に有害な鉛を用いない、安全で安定なペロブスカイト太陽電池への応用が期待される。 同研究成果は英国の科学誌「Scientific Reports」7月10日に掲載される。 |