2017年07月11日
住友化学とクボタ、農業生産分野で連携強化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:クボタ、住友化学

クボタ(本社:大阪市浪速区、木股昌俊社長)と住友化学の両社は11日、コメの低コスト生産に向けた共同実証実験を開始したと発表した。クボタの農業機械、低コスト栽培技術、ICT(情報通信技術)と、住友化学の有する農薬・肥料・種子・栽培ノウハウとの連携を強めることで、コメの低コスト生産を実現する。

共同実験はこのほど、クボタグループが運営する「クボタファーム」で開始した。住友化学のコメ品種「コシヒカリつくばSD1号」などを鉄コーティング直播等の技術と、住友化学の農薬・肥料を用いて業務用米として栽培する。生産工程でクボタの「KSAS」農機で収量・品質などのデータを蓄積し、生産性向上につなげる。

両社は、将来的には生産したコメの輸出を検討する。自動運転農機やドローン等を使い、高効率の栽培体系を構築し農家に提供、普及を図る。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1499750319.pdf