2017年07月12日
ファイザー、急性リンパ性白血病剤、欧州で承認
【カテゴリー】:海外
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ファイザー(本社:東京都渋谷区、梅田一郎社長)は12日、米国ファイザー社が「BESPONSA」(一般名:イノツズマブ オゾガマイシン)が「再発または難治性の急性リンパ性白血病治療薬」(ALL)として欧州委員会(EU)から承認を受けたと発表した。適応にはフィラデルフィア染色体陰性だけでなく、陽性のALLも含まれている。少なくとも1種類以上のチロシンキナーゼ阻害薬による治療が奏功しなかった患者を適応としている。
同社は今年4月、日本でも同じ効能・効果で同剤の国内における製造販売承認を申請した。すでに希少疾病用医薬品として指定されている。