2017年07月13日
積水化学、オランダにガラス中間膜研究センター
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学工業は13日、オランダに合わせガラス用中間膜の欧州研究センターを新設したと発表した。
100%子会社で、合わせガラス用中間膜メーカーのSEKISUI S-LEC社(エスレック、本社;オランダ ルールモント市、青島嘉男社長)が、原料樹脂工場のある同国シッタート・ヘレーン市のBrightlands Chemelot オープンイノベーションキャンパスに、欧州研究センターを新設した。
合わせガラス用中間膜は、自動車や建築物に使用される合わせガラス用フィルムで、一般にはガラスが割れた際の飛散・貫通防止、紫外線カットなどを目的としているが、同社はさらに、遮音、遮熱、加飾及びヘッドアップディスプレイ用など、特殊な機能を付加した高機能中間膜の開発・拡販に注力してきた。
現在、自動車向けを中心に世界各国で需要が伸長している。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1499919899.pdf