2017年07月14日
東芝、府中に「水素エネルギー利活用センター」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東芝

東芝は13日、東京・府中事業所内に「水素エネルギー利活用センター」を開所した。水素を燃料電池車に供給する事業所向けの地産地消型水素供給システム「H2One」として設計した。建物面積は約1000m2、太陽光発電システム、水素製造装置、蓄圧機、FCディスペンサーなどの施設を整えた。

太陽光発電で発電した電力で水素を製造し、圧縮・蓄電して、事業所内で運用する燃料電池フォークリフトに充電する施設。フォークリフトは一環したCO2フリーを実現する。水素の充電時間も3分程度と高い利便性を有する。今後は工場や物流拠点、空港の産業分野で普及が期待されている。