2017年07月14日
日本板硝子、鉛蓄電池用セパレーター会社へ出資
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

日本板硝子(本社:東京都港区、森重樹社長)は13日、インドネシアの液式鉛蓄電池用ポリエチレンセパレーター製造会社である PT ENTEK Separindo Asia(本社:インドネシア、ジャワバラット)への出資を決めたと発表した。同社は、米国の大手LIB用セパレータメーカーであるENTEK 社(本社:米国オレゴン州)が Separindo 社と設立した合弁企業。

アジアでの自動車用液式鉛蓄電池市場は成長が著しく、特に自動車の省燃費、環境対策の必要性の高まりを受けて、アイドリング・ストップ・スタート(ISS)用バッテリーの需要が増加している。ISS 用バッテリーでは、従来のバッテリーと比べ充放電の負荷が増大するため、より高い耐久性や電池特性が求められ、PEセパレーターの需要が伸びている。日本板硝子、 ENTEKの両社社はこの分野に多くの技術や経験を有する。