2017年07月14日
農水・経産両省「木質バイオマス推進」報告書
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省、農林水産省

省は昨年12月、共同研究会(座長は両省の副大臣)を設置し、今後の木質バイオマス推進策について検討を行ってきた。地域の森林資源を再びエネルギー供給源として見直し、集落内で完結する、比較的小規模で地域の活性化につながる低コストなエネルギー利用をどのように進めていくかという観点から検討を行った。

この結果、今後の取り組みとして、(1)先行的なモデル事業の実施(2)エコシステム実現のための国としての新たな支援の枠組みーの2つが重要とした。またモデル事業の実施に当たっては、その進捗を検証できる体制を整備し、18年度以降の取り組みに反映させることにした。
このため、農水省は「新たな木材需要創出総合プロジェクト事業」を立ち上げる。また経産省は「地域で自立したバイオマスエネルギーの活用モデル」を確立することをそれぞれ決めた。