2017年07月14日
経産省「わが国の石油・天然ガス開発比率27.4%」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は14日、わが国の2016年度の石油・天然ガス自主開発比率は27.4%で前年度比0.2%上昇したと発表した。自主開発比率とは、わが国の石油・天然ガスの輸入量および国内生産量の合計に占めるわが国企業の引取料量の割合のこと。16年度の引取量は146.7万バレル(27.4%)、15年度は146.4万バレル(27.2%)だった。
石油・天然ガスの太宗を海外からの輸入に頼るわが国にとって、安定的なエネルギー源の確保は最重要課題といえる。政府は2010年の閣議決定「エネルギー基本計画」で、2030年には自主開発比率を40%以上にするとの目標を掲げてきた。2010年当時の自主開発比率は23.5%だった。