2017年08月09日
三井化学「細菌迅速検査法」シンガポール国際セミ講演
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は9日、シンガポールで24~26日開催されるSingapore International Infectious Disease Conference (SIIDC)で、新たに開発した細菌迅速検査システムに関するセミナーをシンガポール国際感染症学会と共催すると発表した。

同社は富山大学と共同で、敗血症の原因菌を迅速に同定する新たな検査法(Tm mapping法)を開発した。血液培養をせず、採血から約5時間で未知の起炎菌を同定できる新たな遺伝子検査法で、早期事業化をめざしている。

セミナーは25日17時45分から開催。同システム開発者である富山大学医学部の仁井見英樹准教授ら4氏が講師となり、シンガポールにおける迅速検査の現状や新開発した細菌迅速検査システムの紹介、それを活用した臨床研究の状況などについて講演する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1502259410.pdf