2017年08月23日
旭化成、中国・常熟に2番目の樹脂コンパウンド工場
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成

旭化成は23日、子会社の旭化成(中国)投資有限公司(本社:中国上海市、椋野貴司総経理)が江蘇省常熟市に樹脂コンパウンド製造工場の新設を決めたと発表した。蘇州に次ぐ中国では2番目の工場で、30億円超を投じて年産能力2万8000トンの新工場を建設する。2020年初稼働開始の予定。

自動車向け需要の増大に対応するためで、ポリアミド、ポリプロピレンを中心とした樹脂コンパウンド工場を建設する。中国の自動車生産台数は2016年に2800万台を超え過去最高を更新した。今後も増産が見込まれるが、環境規制の高まりや車体の軽量化から部材として使用されるプラスチック量の拡大は確実。

このため生産拠点の最適化および安定供給体制を図ることにした。
旭化成グループのコンパウンド生産拠点は新工場の建設で世界7カ所(日本2、米国2、中国2、タイ1)、生産能力は合わせて23万トン/年となる。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1503453877.pdf