2017年08月24日
帝人など、高い透明性と難燃性の水性塗料を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

塗料メーカーの大日技研工業(本社:東京都中央区、中村満治社長)と帝人、大丸興業(本社;大阪市中央区、大久保英範社長)の3社は24日、リン系難燃剤を使用した水性透明難燃塗料「ランデックスコート難燃クリア」を共同開発したと発表した。
帝人が独自開発したリン系難燃剤と大丸興業の特殊アクリル樹脂を組み合わせ大日技研が製品化した。ノンハロゲンアクリル系水性透明難燃塗料で、木材だけでなく紙、繊維、ゴム、プラスチックなど幅広い可燃物に適用できる。表面に塗布するだけで、自然の風合いを維持しながら高い透明性と優れた難燃性の両立を世界で初めて実現した。